今日の単語、ランチタイムに思いつきました。
私は都内某所のオフィスまで片道2時間弱をかけて通勤していますが(泣)、お昼御飯に外に出ようものなら、1回1,000円を超えることしばしばで、安月給サラリーマンにとっては懐が厳しく、また外食はカロリー的に脇腹にもよろしく無く、愛情こもった(前夜の残り物を中心とした)”ヘルシーな”手弁当を持って行きます。
職場や学校での昼食を手製のお弁当で済ますことを、"brown bag lunch"ということはよく知られています。
アメリカのオフィスでは、比較的軽い内容のテーマについてお昼休みに開催するミーティングなどもっぱらで、"Bring your own brown bag lunch..."などという案内が出されています。そのようなミーティングに参加すると、ミーティング参加者各々、手弁当に限らず、カフェテリアでサラダボウルやサンドウィッチなど買ってきて参加しているのを発見します。勿論、自宅から複数のタッパーに野菜やらチリビーンズやら、色々なものを詰めて持ってきている人も多いです。
このような傾向を見ていますと、brown bagとは手製の弁当に限らないものと思われます。"brown"というのは要は、お店で買った商品を入れてくれる、あの茶色の紙袋のことのようです。思い起こせば、アメリカ生活では、テイクアウトメニューは決まって、あの典型的な茶色の袋に入れてくれたことを思い出します。
店名やお店のロゴが入っているのはかなり特殊なケース、例えばMcDonaldやStarbucksなんかに限られると思います。
Near the Skidmore Fountain, Stephanie Jones, 9, in the blue coat, passes out brown bag dinners to the homeless, Wednesday, Nov. 25, 2009 while her father, Kwik Jones, behind his daughter wearing a black hat, carries a box filled with the bagged dinners. The passing out of the brown bag dinners is a tradition the two started five years ago and they, with the help of some of their friends, passed out 175 bags this year.
(Father and Daughter Hand Out Thanksgiving Dinners. The Oregonian. November 26, 2009.)
"brown bag"は持ち込み弁当を指す名詞といってよいと思いますが、バリエーションには、
brown bagger(手弁当派)
brown bagging(レストランを利用せず、食事を自前で準備する事)
などがあります。"brown bag"に入るのは食べ物に限らないので、アルコール類にも用いられるようで、オーストラリアなどでのBYO(Bring Your Own)と同じですが、自前でお酒を持ち込む場合にも"brown bag"が使われるようです。
つまりは、"brown bag"とは、例の一般的な茶色の紙袋のことであり、その心は自前で調達する行為のことを指すといって良いでしょう。
2009年11月27日金曜日
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