最初に質問。自動車の運転中は運転に集中してますか?まさか携帯電話で通話したり、メールを打ったり、してませんよね?「メール1文字、事故一生・・・・」(正確な引用かどうか自信ありませんが)、そんな標語が思い浮かびます。
日本では自動車運転中の携帯電話操作はご法度です。ご法度になったのはつい最近のような気がしていましたが、調べてみると2004年11月の道路交通法改正からでした。
私は週末ドライバーですが、未だに運転中の携帯電話操作を度々目にし、時には歩行者として大変危険な目にあったこともあり、苦々しく思っていました。
運転中の集中力を殺がれるという点では有害には違いないでしょう。
では、携帯電話だけが問題なのか?という問いには、議論百出というところのようです。
Transportation Secretary Ray LaHood regularly refers to distracted driving as an "epidemic." Toyota said last week it will spend $50 million on research into issues including distracted driving, a "growing cause of accidents." And state legislators are racing to enact laws banning what they see as the culprit: text messaging and handheld cellphones.
Yet the Insurance Institute for Highway Safety says there's no evidence that distracted driving is leading to more crashes or that laws banning texting or handheld cells are having any effect, possibly because hands-free phones can be just as dangerous.
(Jayne O'Donnell. Is focus on distracted driving going down the wrong road?. USA Today. January 17, 2011.)
記事によりますと、携帯の操作よりもハンズフリーでの携帯通話の方が(事故の)リスクが高い、という報告まであるようです。また、一方では、事故にあった関係者が(不利になることを恐れて)事故当時に携帯電話を操作していることを認めない傾向があることも、携帯電話利用と事故増加の統計を取る上での難しさになっていることも指摘されています。
記事の前半では以下のようにも書かれています。
No one is suggesting distracted driving isn't a safety issue or that texting or talking on a phone would improve anyone's driving.
(ibid.)
要は運転中は集中しなさい、ということです。
本日の単語、"distracted driving"は、”運転中の注意散漫”という訳にでもしておきましょうか。
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