インターネット全盛の今日、詐欺の舞台はもっぱらインターネットや携帯電話になったのではないでしょうか?
下記に引用する記事の舞台もインターネットでの詐欺事件です。
何でもロンドンの一等地に1泊1万円以下で借りられるアパートがあるという時点で怪しいというものですが、簡単にひっかかってしまう人が多いのでしょうか、ニュー・ヨークタイムズ紙のコラムニストも騙されてしまったというのですから、一般人の我々も気をつけるに越したことはありません・・・。
I was stressed, rushing to make last-minute lodging arrangements for a three-stop writing trip to Europe, when it appeared on Craigslist: the perfect apartment for my first stop in London. A tiny studio in Notting Hill for just £45, or $73, a night.
I hadn’t been in London since I was a boy, so I shot the link around to some friends to ask about the location. Great neighborhood, they said. Take it.
I filled out the online form and an agent wrote me back almost instantly. Yes, the apartment was available. Just prepay and it’s yours — five nights plus a security deposit of £200. Sorry, no credit cards. No PayPal, either. I should wire money, including a security deposit, to the owner’s British bank account.
At this point, I suppose I should have known I was being scammed. A bank transfer? Who pays by bank transfer?
(Seth Kugel. Burned! A London Vacation Rental Scam. The New York Times. January 25, 2011.)
同記事中には、インターネット詐欺に合わないための8つのチェックポイントが紹介されており、そのうちの1つに英語が怪しい場合は疑え!とあるのですが、さてNon-nativeにはどれくらい英語の怪しさに鼻が利くでしょうか?
余談ですが、今日の単語"scam"は、"scheme"=“策略、計略”という単語から転化したという説があるようですが(ランダムハウス英和辞書、プログレッシブ英和辞典)、American Heritage DictionaryやMerriam Websterでは、"Origin unknown."となっています。
蘭です。
返信削除私にとって、「ペテン師」を聞いたことのない単語です。その由来を調べると、中国語から化した単語だとびっくりしました。発音から見ると、詐欺師を意味する「骗子」と確かに似ています。てっきり英語やフランス語などの西欧言語から伝わった言葉だと思いました。でも、最近は〇〇詐欺の方がよく使われているようですが。
scam callはよくある言葉で、詐欺電話のことでしょう。ちゃんと覚えました。
日本語でなぜ「ペテン」というのかについては考えが及んでいませんでした。中国語のbengziから来ているとは知らず・・・。
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