カタカナで表記される名詞は、多くの場合外来語ですが、それが英語とは限りません。ドイツ語かも知れませんし、ロシア語、あるいは中国語かも知れません。われわれ日本人はあまり意識せずにカタカナ語を受け入れ、日常生活で使用もしていますが、漠然と英語だと思っているのではないでしょうか?英語だと思ってうっかり使うと、まったく通じない場面に出くわすこともあります。また、英語由来だとしても実際は英語では通じないようなものもあります。
さて、“テロップ”ですが、テレビではすっかりお馴染みの単語です。ニュースキャスターが、“テロップ”と言えば、テレビ画面の下部に現れる文字、つまり字幕の一種です。では、“テロップ”を英語で言うと?
結論から言いますと、“テロップ”は"television opaque projecting device"の頭文字をとった略称(TELOP)で、ベースとなる映像に、画像や文字を重ねて表示させることができる特別な機器のことを指すのですが、その後、機器ではなく、実際に表示される画像や文字そのものを指すようになったということです。しかしながら、“テロップ”="telop"が、“字幕”、あるいはそれに近い意味を持つとは言え、ネイティヴには通じないようです。
字幕、と言う場合は、
caption
subtitle
というのが普通です。あるいは、
ticker
という表現も用いられます。
Several leading venues on the Internet, including cnet and Time Warner's Pathfinder, now use Java applets with links to the wire services to display live news tickers running across the screen. But Java is more than a way to spice up the pages of the World Wide Web. The news tickers and dancing cartoons are just the most visible signs of a deeper, more profound change. Although today Java matters only to programmers, it could in the next few years shift the balance of power in the entire computer industry, changing not only the cost and shape of the machines on our desktops but also our very concept of what a computer should be.
(Why Java is Hot. Time. 1996.)
今週は、知っているようで知らないカタカナ語、というテーマでお届けします。
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