自然の脅威に畏怖を覚えずにいられません。
西日本での集中豪雨により広島の住宅街では大規模な土砂崩れが発生し、30人以上が犠牲になるという災害が連日トップニュースですが、海外でもこのニュースが報じられています。
Rescueres are still combing through the site of a landslide triggered on Wednesday by torrential rain in Japan's Hiroshima prefecture.
At least 39 people are now known to have died and rescue teams are working to find more survivors.
The landslide happened in a residential area near a mountain in the Hiroshima city outskirts. Dozens of houses were buried as entire hillsides collapsed.
(Rescuers comb Japan landslide site. BBC News. August 21, 2014.)
生き埋めになった犠牲者の中には2歳の子供もいたということで胸が締め付けられるような思いがしますが、いまだに行方不明の方も多く、自衛隊による懸命の捜索が続いています。
"comb"というのは、髪を梳かすくし(櫛)のことです。動詞では、しらみつぶしに探す、綿密に調べる、といった意味で用いられます。
まさしく、櫛の歯が髪の間をくまなく梳いていくように、見落とし、見逃しが無いよう、くまなく調査したり、探したりすることを意味する表現です。
語源を参照すると、"comb"はドイツ語起源らしく、Old High Germanで櫛を意味するkambに由来するそうですが、さらに遡るとギリシャ語で歯を意味するgomphosに由来するそうです。
2014年8月22日金曜日
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