遺体安置所の係員が、女性の遺体ばかり、その数100人以上にのぼり、猥褻な行為を行ったというおぞましいニュースです。
Mortified families are suing a county in Ohio where a morgue attendant admitted to having sex with up to 100 female corpses.
Kenneth Douglas worked the night shift at the Hamilton County morgue from 1976 to 1992 before being charged and convicted of gross abuse of a corpse in the cases of Karen Range, Charlene Appling and April Hicks in 1991 and 1992, TV station WCPO in Cincinnati reports.
After his lewd acts were revealed in 2008 thanks to DNA testing, Douglas admitted in a deposition that he had brutally raped and assaulted up to 100 different female corpses waiting to be autopsied during his nearly two decades working at the morgue.
(Chris Perez. County sued for employing morgue worker that raped 100 female corpses. New York Post. August 18, 2014.)
"morgue"という単語は、死体公示所などと訳されています。事故や事件で犠牲になった身元不明の遺体が、身元確認や鑑定が済むまでの間安置されている場所のことです。
"morgue"という単語の語源には興味深いものがあります。
Online Etymology Dictionaryなどによりますと、"morgue"とはフランスのセーヌ川沿いにあったLa Morgueという建物の名称に由来するそうです。このLa Morgueという建物にはセーヌ川に浮かんでいた遺体が収容されていたそうです。
語源としてはさらに遡り、フランス語で"morgue"は刑務所で新入りの受刑者が一定期間収容されていた房のことを言っていたそうです。この房が何のためにあるかというと、刑務所の係官などが新入りの顔を覚えやすくするために、新入りの受刑者だけを言わば隔離して収容するためのものだったようです。
古フランス語のmorguerには、“仏頂面”の意味があったということですが、受刑者のぶっきらぼうな顔つきがイメージされます。
そう言えばEdgar Alan Poeの有名な小説で、「モルグ街の殺人」(Murders at Rue Morgue)というのもありますね。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿