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2014年8月20日水曜日

氷水かぶりますか? ― cold cash

"cold cash"という表現をご存知でしょうか?

辞書を引くと載っていますが、“現ナマ”、つまり現金(キャッシュ)のことです。下記のニュース記事を読んでみましょう。


Cold Cash: Ice Bucket Challenge Has Now Raised $15.6 Million

If you haven't been under an ice bucket recently, you've likely been under a rock.

The viral campaign that has taken over social networks and become a favorite of athletes, celebrities and more is actually helping. The "Ice Bucket Challenge," designed to raise awareness for Amyotrophic lateral sclerosis, also known as ALS or Lou Gehrig’s disease, has now raised over $15.6 million from July 29 through August 18, the ALS Association tells NBC News in a written statement.
(NBC News. August 18, 2014.)


記事を読んでみると、"ice bucket challenge"というのは、氷で一杯の(もしくは氷水で一杯の)バケツを頭からかぶる行為のことを言っているようです。

猛暑ですが、さすがに氷は冷たいでしょう。

筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis、略してALS)という難病があるそうですが、疾患に対する啓発としてのキャンペーンのようです。

ALSは神経性の疾患で運動障害などを伴うようですが、有効な治療法が見つかっていないものです。

疾患啓発と氷水をかぶる行為がどうリンクしているのかよく分かりませんが、氷水をかぶるか、それが嫌なら寄付をするというのが趣旨のようです。著名人らが参加しており、その様子を撮影した動画がネットで広まることで寄付者を拡大しているようです。ネットのなせる技かな。

さて、"cold cash"という表現に立ち戻ってみますと、これはしゃれですね。冷たい氷水と、寄付金をかけたしゃれでしょう。


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