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2018年3月26日月曜日

デジタルの時代に・・・ ― digit

最近のクルマは、特にミニバンなどでは自動ドアが常識みたいですが、閉まるドアに指が挟まれたらどうなってしまうのでしょうか?

ニューヨークの男性が、所有するBMWのドアに親指を挟まれて切断の憂き目にあったそうです。


A Long Island man’s $70,000 dream car turned into a nightmare when the luxury ride’s self-closing door chopped off his right thumb.

Now victim Godwin Boateng sometimes wears a fake digit from a $3 magician’s kit in its place — and is suing car manufacturer BMW.

“I carried my thumb into the hospital, and they said, ‘What happened to you?’ ” said Boateng, 61, a software engineer from Valley Stream.
(My $70K BMW cut off my thumb. New York Post. March 25, 2018.)


親指を失ってしまったために義指(a fake digit)装着を余儀なくされた男性は自動車会社を訴えているそうです。

賢明な読者の皆さんは、"digit"なる単語が「指」の意味であることをご存知でしょう。

デジタルテクノロジー全盛の今日、"digital"とは"digit"、ラテン語で指を意味するdigitusに由来することを改めて確認することは意義があることかもしれません。

元々は指の意味である"digit"は、指を使って数える、ということから、数字という意味に発展したものです。

デジタルの時代、いろんなことが便利になり、クルマの自動ドアもその一つでしょうが、大事な指を失う事故が起きるとは何とも皮肉な話です。


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