買わなきゃ当たらない・・・、というのはよく知られた宝くじの売り文句です。
小生も宝くじを買ったことは一度か二度くらいで、当たったことはありません。
カナダの18歳の女の子は自分の誕生日に買った宝くじが大当たりして、毎週1,000ドルを一生涯もらえる権利を手にしたそうです。
A teenager in Quebec bought her first lottery ticket the day she turned 18 — and hit the jackpot.
Charlie Lagarde walked into a convenience store on March 14 to buy a bottle of sparkling wine and lottery ticket on her birthday, and walked out a millionaire.
(Megan Cerullo. Quebec teen wins $1,000 a week for life on 18th birthday. New York Daily News. March 28, 2018.)
はっきり言って羨ましいですが、毎週1,000ドルを一生涯って、一体どういうこと!?と思って続きを読んでみると・・・。
Lagarde opted to receive $1,000 every week for the rest of her life in lieu of the lump sum.
The lucky winner spent a few weeks deciding whether to accept the one-time payout or receive the cash prize in installments.
She consulted with a financial advisor who persuaded her to choose the non-taxed, weekly income.
(ibid.)
日本の宝くじにもそのような仕組みがあるのか知りませんが、賞金を一括で受け取るか、この女性のように「分割で」受け取るか選択できるらしく、女性は毎週1,000ドルを受け取ることを選択したようです。それにより税金を免れることができるメリットがあるといいます。
さて、「分割払い」のことを、
installment(s)
と表現するとは知りませんでした。
コンピュータがコモディティになってから「インストール」というカタカナを誰もが用いるようになりましたが、そのせいか"install"から想起される日本語はコンピューターソフトのインストールか、装置などの設置、というものです。
このような「インストール」と「分割払い」の"installment"の意味の関係が気になったので調べてみたところ、分かったことは、
- installmentには2つある
- 1つは設置や就任を意味する"installment"、もう1つは「分割払いの1回分」、また何回かに分けて供給、もしくは発行されるものの1回分という意味の"installment"
- "install"の名詞形として知られるもう1つの単語"installation"は、"installment"とはまた別に派生してきたようである
ということでした。
いずれの単語もゲルマン語のstalに遡ることは共通しているようですが、「分割払い」の方の"installment"はアングロフランス語estaler(分割払い)の影響を受けているという点で異なるようです。
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