週明けの為替市場に関するロイター通信の記事から引用します。
SYDNEY (Reuters) - Asian shares were on the backfoot and the safe-haven yen rose on Monday amid fears of a global trade war, while the euro was choppy as investors worried Italy’s national elections could deliver an anti-establishment government.
Italian voters delivered a hung parliament on Sunday, flocking to anti-establishment and far-right parties in record numbers and casting the euro zone’s third-largest economy into a political gridlock that could take months to clear.
(Swati Pandey. Asian shares subdued; euro choppy amid Italian uncertainty. Reuters. March 5, 2018.)
安心感のある円が買われ・・・、というようによく言われますけれども、引用した記事でもそのようです。
逆にユーロは変動が大きかったようですが、背景にはイタリアの国政選挙結果があるようです。
先週の新聞などで読んでいましたが、既存政党を批判するいわゆる大衆迎合型の党が支持を得て躍進しているという報道がされていました。結果、
a hung parliment
が誕生したそうですが、この"hung parliament"については
a parliament in which no political party has a clear majority
(Merriam-Webster Dictionary)
という定義がされており、選挙の結果、どの政党も過半数を取ることができていない状態、を意味しています。
ネットで検索してみると、「宙ぶらりん議会」などという訳語が見えます。
日本では、衆院と参院で与野党が逆転している「ねじれ国会」がよく知られています。以前、"twisted leadership"という表現を取り上げました。
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