授業に出なくても単位がもらえる・・・、そんなおかしな制度を敷くニューヨークの高校が話題になっています。
This high school is a hooky player’s dream.
At DeWitt Clinton HS in the Bronx, kids who have cut class all semester can still snag a 65 passing grade — and course credit — if they complete a quickie “mastery packet.”
Insisting that students can pass “regardless of absence,” Principal Pierre Orbe has ordered English, science, social studies and math teachers to give “make up” work to hundreds of kids who didn’t show up or failed the courses, whistleblowers said.
(Principal lets students pass even if they never went to class. New York Post. June 16, 2018.)
“mastery packet”というのは補修課題みたいなものでしょうか。授業に全く出席していなくても、授業の範囲をカバーするこの”mastery packet”を提出すれば単位がもらえるという仕組みを校長自ら推進しているそうです。
さて、今日取り上げたい表現は冒頭に出てくる、
This high school is a hooky player’s dream.
という部分の、”hooky”です。
辞書を引くと、”play hooky”という成句があり、これは学校をサボる、ズル休みする、という意味だそうです。
なぜ、”hooky”がそうした意味になるのか?
“hook”というのは物を引っ掛ける道具の「フック」のことですが、その動詞の俗語の意味に、
逃げる、ずらかる
という意味があることが分かりました。
そして、
hook Jack
は、やはりズル休みする、という意味で辞書に載っています。
2018年6月18日月曜日
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