"dustup"という表現をご存知でしょうか?私は初めて見ました。
Jeffery Howell picked the wrong time to get into a brawl. Just recovering from brain surgery, he found himself in a dustup with a group of people, suffered a blow tot the head near the site of the surgical incision and was soon dead.
(David Boroff. Three arrested, including 20-year-old woman, after fisherman who recently underwent brain surgery dies from blow to head. New York Daily News. June 12, 2018.)
ランダムハウス英和辞書を引くと、
喧嘩、乱闘、殴り合い
などと出ていました。
動詞のフレーズで、"dust up"というものもあるそうです。意味は(人を)攻撃する、とありました。
"dust"は名詞では、ほこり、塵、のことですが、動詞になると、ほこりを払う、掃除する、という意味があるところ、俗語表現としては、殴る、という意味でも使われるようです。
これはつまり、相手を殴るという激しい行為によって、ほこりが立つことから連想された表現だと思われます。
"dust"にはこのような、殴る、叩く、といった俗語の意味から派生した表現が他にもいくつかあり、例えば、
dust a person's pants (trousers)
は、子供のお尻を(お仕置きの意味で)叩く、という意味で、また、
dust a person's coat (jacket)
は、ぶん殴る、したたかに打つ、という意味の成句として定着しています。
これらの表現はまたニュース記事などでお目にかかることがあればいずれ。
2018年6月13日水曜日
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