歴史的な米朝会談は実現が一時頓挫しかけましたが、今月12日に再設定されました。
金委員長とトランプ大統領の初顔合わせがいよいよ実現する見込みです。
その一方で、もう一つの"Kim summit"と揶揄される会合がありました。
Such a photograph would, it is fair to assume, have been beyond the most delirious, hallucinatory imaginings of a tropical fever patient five years ago. Donald Trump sits at the Resolute desk in the Oval Office with hands folded and a broad grin. To his right, dressed in black, stands an unsmiling Kim Kardashian West, a reality TV superstar catapulted to fame a decade ago by a sex tape.
“‘I broke the Internet.’ ‘I broke the country!’” parodied Comedy Central’s the Daily Show in response. The journalist Tom Gara of BuzzFeed News tweeted: “It’s amazing that the most powerful person in the world is just taking casual meetings with Trump like this.” And as preparations continue for talks with the North Korean dictator Kim Jong-un, the NBC correspondent Peter Alexander posted: “The other Kim summit.”
(David Smith. Trump goes it alone: running the White House not like a president, but a CEO. The Guardian. June 3, 2018.)
もう一人のKim氏については、私はこのKim Kardasianという人についてよく知らないのでどうでもいいのですが、言ってみれば、日本だと、安倍総理大臣が芸能人を執務室に招き入れて懇談したというくらいの話になりましょうか。
さて、事の軽重の話が記事の話題ではありますが、おやと思ったのは、
the Resolute desk
という単語が出てくる部分です。
記事に写真が掲載されていますが、執務室のデスクの上で手を合わせて座る大統領の横にKim氏が立っている写真です。
この大統領執務室の机を"the Resolute desk"と呼ぶというのを初めて知りました。
調べてみると、名前の由来は英国の探査船HMS Resolute号に因むそうです。
HMS Resolute号は、行方不明になっていた別の船の捜索のため北極海に向かっていたところ、氷山のため動けなくなったそうなのですが、その後アメリカの捕鯨船が発見して、英国に返還しました。
当時のヴィクトリア女王は船を分解した材料から作った"desk"をヘイズ第19代大統領に贈ったことから、この机が"the Resolute desk"と呼ばれるようになったそうです。
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