ふとしたきっかけで、服地のコーデュロイは英語では、
corduroy
というスペルになることを知りました。
それで、"corduroy"を辞書で引いてみたのですが、興味深いことに"corduroy"の語源は一説には、
cord du roy
というフランス語に由来する、というものがあるんですね。
このフランス語"cord du roy"を訳すと、「王様の着物」ということになるんですが、実はこの説は正しくないとされているそうです。いわゆる民間語源、というやつでしょうか。
ランダムハウス英和辞書によると、"corduroy"は西部イングランド原産の毛織物をderoyと呼んでいたそうで、そのderoyから来ているそうです。
コーデュロイは厚手の服地で、縦の溝が特徴的ですが、これが"cord"(日本語では畝)です。
コーデュロイを俗に「コール天」などと呼んだりしますが、この「コール」は"cord"のフランス語読みかと思われました。
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