まずは記事の引用から。
Australian lawmakers Thursday approved a paid parental leave scheme, in a move business groups and labor unions say brings the country in line with most other developed nations.
Under the taxpayer-funded scheme, eligible stay-at-home parents will receive 18 weeks' paid leave following the birth of a child from January 1, 2011.
(Australia Approves Paid Parental Leave Scheme. Dow Jones Newswires. June 16, 2010.)
オーストラリア国会で、"parental leave"(育児休職)を認める法案が可決されたとの事。なるほど。取得率はさておくとして、日本ではずいぶん前から実施済みという印象です。
記事は下記のように続きます。
"Australia has been one of only two countries in the Organization for Economic Cooperation and Development not to provide for parental leave and it is a league table from which we have now thankfully removed ourselves," Australian Industry Group Chief Executive Heather Ridout said.
(ibid.)
OECD加盟国で育児休職が制度化されていないのは、オーストラリアを含む2カ国だけで(もう1カ国はどこ?ご存知の方教えてください)、このことが政府にとっては”頭の痛い事実”だったようです。
ところで、今回の法制化により、"now thankfully removed ourselves"できたという、"a league table"とは何の事?という疑問が、記事を読んでいて最初に思いました。
結論から言いますと、"league"とは日本語で”同盟”とか”(スポーツの)リーグ”のことを指しますが、その"table"とは、つまり”ランキング表”ということです。”比較一覧表”と言ってもいいです。
”育児休職制度”という観点で見た場合の各国ランキングを並べた場合に、オーストラリアは下位にランキングされていたのだと思います。今回の法制化で下位ランキングから脱することができた(now thankfully removed ourselves)ということが、政府関係者にとっては記念すべきことだということでしょうか。
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