昨日の"Russian roulette"に引き続きまして、国名(地名)を含む興味深い表現を取り上げたいと思います。
今日の表現は、
French leave
です。これ、こっそり抜け出す、黙って帰る(無断退出する)、というような意味で使われます。
The star player was fined $100 when he took French leave from the training camp.
(1100 Words You Need To Know. Third Edition. Barron's.)
なぜ"French leave"と言うようになったかについては、辞書の解説を借りるならば、フランス人は上司に挨拶しないでオフィスを後にするからだそうです。
興味深いのは、フランス語では同じ意味のフレーズが、
filer a l'anglaise (=to leave English style)
となっているという事実です。つまり、フランス式ではなく、英国式だという訳です。
そう言えば、私も仕事を終えてオフィスを出る際にわざわざ上司のところまで行って、「お先に失礼します」、などとは言いません。(目の前や横に座っていれば勿論言いますが。)
このような行動は明らかに日本式ではないかもしれませんが、働き方が多様化してきている昨今、変わってくるのかも知れません。そうすると、"to leave Japanese style"という意味でのフレーズが生まれるのでしょうか!?
2015年2月18日水曜日
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