現代人は歩く機会がどんどん減ってきており、それが生活習慣病などを引き起こす遠因になっている、とよく言われています。
最近の調査では、座って過ごす時間が長ければ長いほど、糖尿病や心血管系の病気のリスク因子も高くなるという報告があるようです。
ところが、座っているといっても単に座っているのとそうでないのとは違いがあるようです。じっと座っているよりかは、貧乏ゆすりでもしながら座っている方がまだよい、むしろ健康にはプラスになる、ということなのですが、これはある意味驚きです。
Sitting has been called the new smoking, but is fidgeting the new standing?
New research suggests that sedentary people who consider themselves big fidgeters have better health outcomes than their counterparts who sit still.
For office workers fearing an early death from prolonged sitting, which has been shown to increase the risk of heart disease, diabetes, obesity and cancer, it might be heartening to know that the restless foot tapping and leg shaking that annoy your cubicle mates could be adding years to your life.
(Alexia Elejalde-Ruiz. Forget standing, fidgeting could prolong your life. Chicago Tribune. September 24, 2015.)
「貧乏ゆすり」と書きましたが、上記の引用で"fidget"とある部分は、おそらく日本語で言うところの「貧乏ゆすり」が最もぴったりくるのではないかと思われます。
私は"fidget"という単語を見るのが初めてだったため、手元のランダムハウス英和を引いたのですが、「貧乏ゆすり」という訳語はありませんでした。そわそわする、といった意味が載っています。
記事中に出てくる、
restless foot tapping
leg shaking
などはまさしく「貧乏ゆすり」の動作なので、"fidget"も「貧乏ゆすり」で良いのではないでしょうか。
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