夜にコーヒーを飲むと眠れなくなるというのはよく知られているところですが、これまでそのことについてきちんとした研究はなかったのでしょうか、最近の研究でカフェインが我々の体に及ぼす影響というのが詳しく分かってきたそうです。
Drinking a cup of coffee at night may mess up your sleep in more ways than one: Caffeine not only keeps you awake but also affects your body's internal clock, which tells you when it's time to sleep and wake up, a new study suggests.
The finding shows that caffeine "affects our physiology in a way that we hadn't really considered in the past," said Kenneth P. Wright Jr., a co-author of the study and director of the Sleep and Chronobiology Laboratory at the University of Colorado.
The research may have implications for night owls who want to get up earlier, and for people who experience jet lag after traveling between time zones, the researchers said.
(Rachael Rettner. What If Night Owls Are Just People Who Drink Coffee At Night? Huffington Post. September 17, 2015.)
メラトニンという物質が睡眠の質に重要だということも最近よく知られるところですが、カフェインを摂取するとこのメラトニンの分泌が約40分遅れるという研究成果が得られたそうです。これまでの研究では、カフェイン摂取により覚醒を引き起こす物質が脳を刺激するということでしたが、今回の研究ではメラトニン分泌との関係に焦点があたったもののようです。
さて、夜更かしする人のことを、
night owl
と言います。フクロウ(梟)は元々夜行性なので敢えて"night"をつける必要性もないように思われますが、かつては"nightowl"というスペルが動物としてのフクロウを指す単語として使われていたようです。
時を経て、"night owl"は動物としてのフクロウというよりも、宵っ張りの人を指す表現としてもっぱら使われるようになったそうですが、その歴史は古く、16世紀くらいから見られるもののようです。
シェークスピアも作品(ルークリース凌辱(The Rape of Lucrece))の中で使いました。
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