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2017年2月21日火曜日

愛想をつかす ― give up on

ライドシェア(相乗り)サービスで世間の耳目を集めるウーバーのアメリカ本社ではセクハラが横行しているという暴露がニュースになっています。

元社員の女性がツイッターで暴露したところあっという間に広まり、CEOが緊急調査を指示する事態となっているということです。


Uber CEO Travis Kalanick on Sunday said the company will open an “urgent investigation” after a former engineer wrote a lengthy blog post describing systemic sexual harassment at the San Francisco ride-hailing service, which she called "an organization in complete, unrelenting chaos."

In a posting on Twitter, the engineer, Susan Fowler, recounts being openly propositioned for sex by her manager during her first day on his team.
(Greg Toppo. UBER CEO calls for investigation of sexual harassment claims. USA Today. February 19, 2017.)


元社員の女性は入社直後から上司に性的な関係を迫られたといいます。

女性はさらに上の上司にも報告し対応を求めたそうですが、十分な対応がされなかったそうです。

女性のコメントです。


"We all gave up on Uber (Human Resources) and our managers after that," she writes.
(ibid.)


"give (gave) up on"というフレーズが使われています。

"give up"はカタカナでも「ギブアップ」でにほんごに入っており、プロレスブーム時代に幼少期を過ごした小生などは直ぐにプロレスを想起してしまうのですが(笑)、"give up on a person"という形で人を目的語にとる場合には、「愛想をつかす」という意味になります。

Human Resources(人事部)に愛想をつかす、というのはよくある話かと。


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