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2017年2月20日月曜日

once bitten, twice shy

"once bitten, twice shy"というフレーズをご存知でしょうか?

用例を以下に引用します。


After the Galaxy Note 7 fiasco in 2016, Samsung seems to be once bitten, twice shy when it comes to batteries of its devices. The company is reportedly ditching its own subsidiary, Samsung SDI, instead sourcing the batteries for its upcoming smartphones from multiple suppliers.
(Rishabh Jain. Samsung Galaxy S8 Batteries: LG, Sony, Murata Among Rumored Suppliers, Replacing Samsung SDI. International Business Times. February 19, 2017.)


サムスン製のスマートフォンが自然発火するというトラブルが昨年相次ぎ、回収騒ぎになりました。原因はバッテリーにあることが分かりましたが、同社のスマホブランドはかなり傷つき、経営にも影響を与えたところは広く報じられているところです。

そのサムスンが新機種のS8と呼ばれる製品を今春投入予定だそうですが、トラブルのあったS7を念頭に置けば慎重になるのは当然とも言えます。

"once bitten, twice shy"とは、1度噛まれて、2回目以降は用心する(警戒する)、というのが字義通りの意味ですが、日本語には、


羹に懲りて膾を吹く


ということわざがありますね。

サムスンはバッテリーを子会社に製造委託しているそうですが、今回は他社に製造委託することを検討している模様です。委託先としては、日本の村田製作所やソニーが候補に挙がっているそうですが、果たして?


2 件のコメント:

  1. この記事を読んで、英語と日本語のことわざを覚えました。勉強になりました!
    他の記事もゆっくり読んでいこうと思います。2009年からずっと記事を書き続けてきたこともとても感動しました。頑張ってください!もっと読みたいです。

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    1. コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

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