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2009年10月23日金曜日

網戸 ― flyscreen

本日もGoogle Newsをケータイで閲覧しておりましたら、見慣れない単語が・・・。

今日はオーストラリアを選択して色々な記事を斜め読みしていました。Google Newsではまず国毎に記事が分類され、さらにトップニュース、国内、ビジネス、政治、サイエンス、健康、といった具合にジャンル分けされているのですが、まんべんなく読むようにしています。

オーストラリア関係の記事は身近なトピックで、興味深いものが多いと感じています。先日取り上げたツイッターに関する記事も確かオーストラリアでした。

さて、今日の記事ですが、

Another Sydney boy falls through window

という見出しです。子供の転落事故ですが、記事中、一瞬分からない単語に出くわしました。


Less than a week after a Sydney toddler was killed falling through an open window, another boy has been seriously injured in a similar accident.

The six-year-old boy was playing with his younger sister in an upstairs bedroom at his family's Como home, in Sydney's south, last night.

Police say he fell four metres through an open window with a flyscreen to the concrete driveway below.
(ABC News. October 23, 2009.)


頭の中で、"flyscreen"がイメージできませんでしたが、これはどうやら、日本で言うところの”網戸”のようです。

こんな単語があるのかと思って、自宅の辞書などを調べましたが、研究社の大英和にしても、American Heritageにしても、Oxfordにしても、flyscreenでのエントリはありませんでした。

ひょっとしてオーストラリア英語特有の表現?とも思われましたが、確たる根拠にも辿り着けず、とりあえず色々と調べるきっかけになったというところまでです。

ちなみに、網戸という意味では、"screen"という単語自体に、


A window or door insertion of framed wire or plastic mesh used to keep out insects and permit airflow
(American Heritage Dictionary. Third Edition.)


という定義がありますので、わざわざ"flyscreen"という表現をするまでもないと思われます。

そもそも、われわれ日本人にとっては、網戸は蚊(mosquito)対策が主で、網戸のメッシュの細かさから言っても、ハエ(fly)は当然シャットアウトという感が強いので、なおさら"flyscreeen"が馴染みません・・・。

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