野球の世界では3(スリー)ストライク、バッターアウトですが、アメリカのインターネットでは”6ストライク、アウト”というプログラムが導入されるそうです。
一体、何のことでしょうか?
Even as France looks set to scrap its three-strikes antipiracy scheme known as HADOPI, US Internet providers are inching forward with their milder "six strikes" program. But the head of that effort says the system is about education, and it is coming by the end of the year.
Last year, the newly formed Center for Copyright Information (CCI), along with major ISPs across the US and representatives from the recording and film industries, agreed to come up with a six-stage warning scheme that would progressively impose warnings — and eventually penalties — on alleged online copyright infringers. Collectively, once deployed, the system could cover 75 percent of all American Internet users.
(Cyrus Farivar. "Six strikes" Internet warning system will come to US this year. Ars Technica. September 12, 2012.)
ネット上ではびこる著作権物の海賊版やそれらの違法な共有やダウンロードの対策として、違反したユーザーに警告を表示し、不法行為を思いとどまらせるという妙案?の話です。
フランスでは、"three-strikes"、つまり3回違反でアウトだそうですが、アメリカ版は"six-strikes"、つまり6回までは(警告で)許す、ということのようです。
ただ、これらのプログラムの詳細はあまり明らかにされていないようで、違反行為の度に表示される警告が段階的に強い口調のメッセージになるそうですが、最終的に”アウト”になるとどうなるのかよく分かりません。記事によると、インターネットへの接続が遮断されるとか、あるいは接続スピードを低下する措置がとられるとか、色々なことが言われています。
また警告はオンラインでブラウザに表示されるのか、電子メールで違反者に送られるのか、郵便による告知なのか、なども明らかでなく、違反者がプロバイダを変更した場合には違反回数、つまり"strike"の数は持ち越されるのか、など様々な疑問があるそうです。
日本でも近いうちに導入されることになるのでしょうか。
記事はこちら。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿