今年の6月に、"exergame"(いわゆるエクササイズ型のビデオゲーム)という単語を取り上げましたが、"exergame"を取り上げた記事を今日また見つけました。
6月に引用した記事では"exergame"ではエクササイズ型のビデオゲームといってもやはり運動の代わりにはならないというものでしたが、今日引用する記事では"exergame"もそれなりにカロリーを消費するらしい、というものです。
I know it’s politically incorrect to suggest that kids jump up from a sedentary game of chess and partake in a round of active video game boxing, but the latter activity might actually burn enough calories to quality as a form of exercise.
That’s the finding of a study published Monday in the Archives of Pediatric & Adolescent Medicine in which 18 children ages 11 to 15 tried out boxing and dancing on Kinect for the Microsoft Xbox 360. They found that the games increased calorie-burning by 150 percent for the game Dance Central and 263 percent for Sports Boxing, which burned up to 172 extra calories per hour compared with when they were sitting and playing a traditional video game.
(Deborah Kotz. Active video games such as Kinect burn enough calories to qualify as exercise, study suggests. The Boston Globe. September 24, 2012.)
エクササイズ型のゲームとしては任天堂のWiiを思い出す方が多いかもしれません。6月の記事ではWiiが取り上げられましたが、今日引用する記事ではKinec(キネクト)というマイクロソフトのXboxのビデオゲームが取り上げられています。(率直に言うと、私はどちらもあまりよく知りませんし、遊んだこともありません。)
実験において、カロリー消費量が、ダンスをするゲームでは150%、ボクシングゲームでは263%増加したそうです。
また、記事では、Wiiの同様のゲームと比べて、Kinectの方がカロリー消費量が多かったとされていあmす。
だからといって、"exergame"の効用がすぐに認知されるわけでもないでしょうし、WiiよりKinectの方が優れているというわけでもないでしょう。この手の記事が特定商品の広告のようになってしまうことを懸念してか、記事は下記のように結ばれています。
And, no, he doesn’t endorse Kinect over Wii, but he does think kids should be encouraged to choose video games that get them up and moving rather than sedentary gaming that, he wrote, “typically involves no more than the twiddling of thumbs.”
(ibid.)
さて、"twiddle"という単語を取り上げましたが、この単語は、"twitch"(引く、引っ張る、つまむ)と"fiddle"(いじくる、もてあそぶ)の合成語、つまりかばん語と言われるものです。
結局、親指をこちょこちょと動かすだけのゲームよりはエクササイズ型ゲームの方がまだマシ、という程度の話、ということになりそうです。
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