唐突ですが、"layaway program"って何のことかご存知ですか?
まずは、記事を引用してみましょう。
Toys R Us is making it easier for shoppers to use its layaway program ahead of the crucial holiday season, waiving its service fee and minimum purchase requirement beginning Tuesday.
As brick-and-mortar stores face increasingly tough competition from online retailers, chains like Toys R Us, Wal-Mart, Sears and others have been expanding services such as layaway to draw customers into stores. Retailers will be pulling out all the stops for customers as the intensely competitive holiday season approaches, which can account for as much as 40 percent of annual sales.
(Mae Anderson. Toys R Us Waives Fee for Layaway Program. The Associated Press. September 4, 2012.)
この記事の中で"crucial holiday season"というのは恐らくThanksgivingあたりからクリスマスに至る、アメリカ全体が買い物に狂喜する時期を指しているのでしょう。日本では夏休みが終わって9月に入ったと思ったら、アメリカではもうクリスマス商戦の話か!?、と驚きを隠せませんが、年間売り上げの4割にもなるホリデーシーズンの商戦の過熱については、過去にも当ブログの記事で取り上げてきました。
さて、"layaway program"ですが、私は何のことか分からないまま最後まで記事を読んでみたのですが、商品購入の方法の1つを指すのだろうということぐらいは見当がつきましたが、それ以上分からず結局辞書を引きました。ランダムハウス英和辞書によりますと、
商品予約購入法、留め置き方式
とあります。”頭金だけで商品を予約し、残額完済後に初めて受領できる方式”という解説があり、得心がいきました。
"layaway"は"lay away"という動詞句から来ています。つまりはカスタマーが商品を予約するので、その商品を別によけて取っておく(蓄えておく)、ということから来たものです。
記事によりますと、この"layaway program"は大恐慌(the Great Depression)時代に全盛だったようですが、その後クレジットカードの台頭により意義が薄れ、"layaway program"を廃止する小売店も出たようですが、近年の不況などの状況を受けて復活させる小売店も出てきており、中には手数料を廃止したり、制度を利用できる商品の種類を拡大したり、購入価額の下限を撤廃したりという動きもあるそうです。
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