最近30日間のアクセス数トップ3記事

2016年9月27日火曜日

米大統領選: いよいよ直接対決 ― play into

昨日に引き続きアメリカ大統領選の話題です。日本時間の今日午前10時、現地では夜ですが、恐らくは全米で生中継されたであろう、クリントン、トランプ、両候補者の討論会がニューヨークで行われました。

これを書いているのは昼休みなのですが、各メディアがトップニュースで報じています。


Trump and Clinton are facing off with the campaign at a critical point, as the race is a dead heat just 43 days before Election Day.

Under the relentless spotlight of the presidential debate stage, Trump faces his toughest examination yet of whether he has the knowledge and temperament to be president. Any gaffes or emotional eruptions by Trump could play into Clinton's claim he would be a dangerous risk in the Oval Office.

Clinton, meanwhile, faces the vexing assignment of fact-checking Trump's often outrageous statements while making an emotional connection with voters and building enthusiasm for her candidacy, especially among millennials.
(Stephen Collinson. Trump, Clinton clash over facts in debate showdown. CNN. September 27, 2016.)


CNNの記事から引用しましたが、ざっと最初から読んでいくと、トランプ氏の「口撃」に負けじとばかりやり返す冷静なクリントン氏、といった展開のようです。討論の様子を映したビデオを見ましたが、クリントン氏が共和党カラーの赤のスーツ、トランプ氏が民主党カラーの青のネクタイをしているのが対照的でした。

上記の引用は記事の後半部分からなのですが、やはり今回の討論会はどちらが大統領に相応しいかを見極めるという意味で、トランプ氏の暴言や一貫しない主張がどの程度露見するかが焦点のようです。


Any gaffes or emotional eruptions by Trump could play into Clinton's claim


とある部分、"play into"というのは日本語で「相手の思う壺にはまる」、というような意味です。

クリントン陣営にしてみればトランプ氏が暴走すればするほど有利になる、ということです。

さて国民はどう判断するのでしょうか?


1 件のコメント:

  1. 蘭です。
    play intoと相手の思う壺にはまるという二つの表現を学びました。この前は「相手の思い通りになる」といかわかりませんが、徐々に表現を豊かにしていきます。
    ちなみに、記事に出た「dead heat」も初めてで、気になっていて調べてみたら、なんと、日本語でもデッドヒートという表現もあります。しかし、日本語のデッドヒートは激戦の意味らしいですが、英語では引き分けの意味のようです。

    返信削除