火星でUFO発見?
アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査機が撮影した写真に、地面に激突したように見える不可思議な物体が写っているという指摘で、UFOマニアの間で話題沸騰しているようです。
A strange Mars photo shot by NASA's Mars Curiosity Rover seems to indicate a "crashed flying saucer." Even though it might only be an odd, "massive" rock, UFO enthusiasts feel that close examination shows that it is an alien object.
A number of NASA photos have been examined threadbare by UFO hunters, who claim to find "odd objects" on other planets that give evidence of life elsewhere.
(UFO Sighting: Does NASA pic of Mars show 'Alien' flying saucer? Headlines & Global News. September 26, 2016.)
記事の写真を見てみると、火星のゴツゴツした地表面に、岩や隆起面とはちょっと異質な、確かにUFOのような円盤型の巨大物体が見えるようです。UFOマニアが飛びつく訳です。
さて、事の真偽は記事を読んでいただくとして、目に留まったのは、
threadbare
という表現です。
"threadbare"は、使い古してぼろぼろになった、という意味の形容詞です。服地などが擦り切れて、糸(thread)が露わになっているという意味です。
ところが、記事での用法は、"photos have been examined threadbare by UFO hunters"とあり、これは動詞examineを修飾する副詞の用法だと思われますが、辞書に載っていません。
日本語で、「穴が開くほど見つめる」というような表現がありますが、ここでも同様の意味合いでしょうか。勿論、写真に穴が開いた訳ではなくて、徹底的に、というくらいの強意の意味合いで使われていると思われます。
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