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2017年6月26日月曜日

eke out

週明けの月曜日は自動車部品メーカーのタカタがアメリカで破産申請したというニュースで市場が幕開けしました。


Shares in Tokyo edged up for a second day, as electronics makers supported the Topix index while bank shares dragged the most on the gauge.

Air-bag and parts makers advanced after Takata Corp. filed for bankruptcy in the U.S. New home sales in the U.S. totaled 610,000 in May compared with the median economist estimate for 590,000, data released Friday showed. Trading remained thin in Tokyo, with volume on the Topix index 22 percent below the 30-day average.
(Japan Stocks Eke Out Gain as Electronics Boost Gauge; Banks Drop. Bloomberg. June 26, 2017.)


引用した記事では、タカタの破産申請の影響も含めて報道しているものですが、逆にエアバッグメーカー他社の株価が上昇したようです。

そこで記事のタイトルですが、


Japan Stocks Eke Out Gain as Electronics Boost Gauge; Banks Drop


とありますが、"eke out"とは辞書を引くと「何とかやりくりして凌いでいる」という意味が載っています。

下がる株がある一方、進展する株もあるということで、総じて何とか平均株価を保っている、ということでしょうか。

"eke"という単語にあまりなじみはありませんが、"nickname"という単語の語源はこの"eke"であり、元々は足す、増加する、という意味です。(つまり、ニックネームとは「追加」された名称、という意味ですが、"an ekename"が"a nekename"と異分析された結果生まれた単語です。こちらもご覧下さい。)

"eke out"という動詞句は、足らない部分の不足を補う、ということですが、不足分を増加でならして・・・、という意味合いがあります。


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