ASEANでの首脳会合が13日、フィリピンのマニラで行われました。
今日の朝刊で各国首脳が手を繋いで横一列に並んでいる写真を見ましたが、この写真撮影について話題になっています。
President Trump on Monday attended the opening ceremony of the summit for the Association of Southeast Asian Nations (ASEAN) in Manila, Philippines, where Trump initially struggled during a group photo with world leaders ahead of a one-on-one meeting with Philippine President Rodrigo Duterte.
(中略)
The world leaders then posed for a photo, with Trump standing next to Duterte.
Each leader placed his right hand over his left hand as part of the customary ASEAN handshake. Trump had a “false start” with the handshake before doing it properly, according to the pool report.
Photos of Trump doing the handshake quickly went viral.
(Jaqueline Thomsen. Group handshake briefly stumps Trump. The Hill. November 12, 2017.)
同じような写真をどこかで見たことがあるような気がしました。記憶を辿ると、それは10月に行われた衆院選を前にした党首討論での写真撮影でした。
個人的な印象、また感想と断っておきますが、この類の写真、というかパフォーマンスは皮相的な感じがして、あまり好きではありません。
討論会でのこの「パフォーマンス」はメディアの要請によるものだそうです。大の大人が手を繋いで何を言いたいのか?
そんなことを漠然と思っていたところ、今回引用した記事に触れ、これは「手を繋いでいる」のではなく、「握手」(handshake)の一種なのだ、ということに気付かされた次第です。
多くのメディアが、この写真撮影でトランプ米大統領がまごついていることを取り上げているのですが、
group handshake
と表現しています。
辞書には出てきませんが、各国首脳が左右の腕を交差させて隣の人と握手する格好となるこの「ポーズ」は、どのメディアでも”group handshake”と表現されています。
考えてみれば、単に手を繋ぐのでは右手と左手との話になりますが、握手は右手同士(もしくは左手同士)になりますから、腕をクロスさせる必要が出てきます。
このような握手の形態に正式な名称があるのか、またその由来はどこにあるのかなど、不明なのですが・・・。
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