トランプ・アメリカ大統領の来日に伴い、東京都内は厳戒態勢です。
月曜朝の通勤でまず気が付いたのは、メトロの床に置かれたコーヒーの空き缶でした。恐らくは全ての駅からごみ箱が撤去されたことで、捨てる場所がなかったのでしょう。
勤務先の最寄駅を出ると、装甲車などの警察車両が道路を規制していました。
大統領の訪日は昨日月曜日がメインだったようですが、今朝読んだニュース記事の1つから引用したいと思います。ワシントンポスト紙の記事タイトルです。
Japanese leader Shinzo Abe plays the role of Trump’s loyal sidekick
(The Washington Post, November 6, 2017.)
目を引いた単語は、
sidekick
なのですが、これは辞書を引くと俗語表現で、相棒とか親友の意味だそうです。
日米同盟をさらに強固なものにすることで日米首脳が一致していることなど、邦紙朝刊でも1面で報じられています。北朝鮮の脅威を考えたとき、このような同盟の結束は歓迎すべきことには違いないのですが、どうもそうばかりとは言えないのかもしれません。
ワシントンポスト紙の記事を読みますと、そうとばかり言っていられないような、少し考えさせられる気になります。
そもそも、"sidekick"に"loyal"(忠実な)という修飾語が付いているのは意図があってのことでしょうか?
Merriam-Webster Dictionaryで"sidekick"をチェックしてみると、
a person closely associated with another as a subordinate or partner
とあるのですが、"subordinate"は相手を下に見ていることで、相棒というよりは、手下、といった意味合いが出てきます。
ワシントンポスト紙の記事はこちらです。
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蘭です。
返信削除日本の指導者がアメリカの政策を仰いでいるような印象ですが、最近の防衛省から「イージスあショア」の配備計画停止から日本の強気を感じていました。世界はわかっていくでしょうね。日本もアメリカに頼ってばかりではいられませんでしょう。