最近30日間のアクセス数トップ3記事

2021年11月25日木曜日

tusk

数百万年前に生息しその後絶滅したマンモスの牙(tusk)が深海底から発見されたとニュースになっています。

地上に生息していたはずのマンモスの遺跡がカリフォルニア沖の深海底から発見されるのは初めてと見られます。


Mammoths are long to be known as ancient land dwellers, so scientists were shocked to find remains from the animal at the bottom of the ocean.

Pilot Randy Prickett and scientist Steven Haddock, researchers with Monterey Bay Aquarium Research Institute (MBARI), discovered a Columbian mammoth tusk 185 miles offshore and 10,000 feet deep in the ocean in 2019, the institution said in a news release.
(Lauren M. Johnson. Mammoth tusk recovered from an unlikely place: the bottom of the ocean. CNN. November 24, 2021.)


さて、牙を指す単語、"tusk"についてです。

"tusk"の語源は、遡ると同じく歯を意味する"tooth"や"dental"といった他の単語と同じものなのですが、"tusk"は古英語でtuxとつづられていた単語が変化したものだと辞書の語源欄にあります。

専門的には音位転換(metathesis)と呼ばれる現象だそうです。

この音位転換というのは何かというと、分かりやすく言えば、ある語を発音する過程で誤って音の順序が前後入れ替わってしまう現象を指しています。(例えば、「茶がま」を誤って「茶まが」と言ってしまう、等。)

英単語の中にはその成り立ちの過程で、音位転換が関係している単語が多くあります。

今回取り上げた"tusk"に似た例では、同じような発音の"task"という単語は、ラテン語taxa(税を意味する"tax")の、夕暮れを意味する"dusk"は古期英語dox(薄暗い)の、それぞれ音位転換形とされています。



0 件のコメント:

コメントを投稿