記事の引用からどうぞ。
The “freebies” mini-scandal dominated coverage of the Liverpool conference, but instead of gloom and doom, the message now is zoom and vroom: a mood shift from pessimism to hope.
There is light at the end of the tunnel, insisted Sir Keir in his keynote speech, prompting sceptical veterans to speculate that it’s an oncoming train.
(Paul Routledge. Keir's speech shifts conference mood from doom and gloom to more hopeful (soon). The Mirror. September 24, 2024.)
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、英議会の話です。
何かと落ち着かない、イギリス国内の経済、政治の状況のようですが、スターマー首相(労働党首)の舵取りが注目されているコンテクストです。
"gloom and doom"というのが今日取り上げる表現なのですが、
暗い将来予想、暗いニュース、暗い景気見通し、不況予想
(ランダムハウス英和辞書)
というのがその意味です。
"gloom"は暗がり、憂鬱、"doom"は破滅、悲運という意味ですが、どちらも同じような意味で韻を踏んでいます。
故に単語としての親和性があって結びつきやすいのだと思われますが、冗語表現とも考えられます。
引用した記事では"gloom and doom"ですが、逆の語順で"doom and gloom"として辞書に載せているものもあります。(American Heritage Dictionary)
引用例では続いて、"zoom and vroom"という、これまた倣ったような表現が出てきますが、こちらは"gloom and doom"に対して、明るい兆しや見通しのことを言っているものと思われますが、確立している表現ではなさそうです。
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