レストラン業界に異変、というところでしょうか。
アメリカではレストランでの「おひとり様」利用の予約が増えているそうで、レストラン側も「おひとり様」に合わせたテーブルやメニューを用意して対応しているそうです。
More Americans believe that when it comes to dining out, one’s company, two’s a crowd, a survey shows.
Solo dining at restaurants is booming — with single-person reservations rising 29% at American eateries over the last two years, according to reservation platform OpenTable.
(Alex Oliveira.Solo dining at restaurants is booming — here’s why. New York Post. Sepember 3, 2024.)
記事の冒頭で、
one’s company, two’s a crowd
とありますが、これは"two's company, three's a crowd"というフレーズをもじったものです。
このフレーズは英和辞書にも載っているかと思いますが、例えば小生の手元にあるランダムハウス英和では、
2人なら仲間、3人なら仲間割れ
という訳になっています。
Merriam-Webster Dictionaryでは以下のように説明されています。
two's company, three's a crowd
idiom
—used to say that a third person is not welcome when two people (such as two lovers) want to be alone with each other
仲の良い2人(例えば恋人同士)に3人目が加わると邪魔以外の何物でも無い、ということですね。
最近は「おひとり様」ブームというか、ひとりでいることを孤独と感じたり、看做したりしない傾向にありますが、レストランのおひとり様利用もこの傾向を反映していると言われます。
記事ではスマートフォンの普及が背景にあると分析しています。
もはや夫婦や恋人同士の2人ではなく、「おひとり様」が居心地が良くて理想だという現代社会・・・。
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