麻生内閣が解散を表明しました。安倍、福田、麻生と3代連続する短命政権に、海外メディアも日本の政局混迷を伝えています。
The Australianの記事で見慣れない表現を見かけました。
Mr Aso dissolved the House of Representatives today, in preparation for a campaign beginning officially on August 18 but in reality now well under way, with the opposition Democratic Party of Japan building a huge lead in opinion polls.
After a succession of bad losses in recent regional and city elections, most polls now show the DPJ heading the LDP by 2-1 margins and similar distances between new opposition leader Yukio Hatoyama and Mr Aso.
(中略)
Mr Aso, 68, who has led the LDP and the government since last September, is currently being sheeted with most of the blame from within his party for the acute deterioration.
(Aso risks Liberal Democratic Party ruin at August 30 poll. The Australian. July 21, 2009.)
後半部分の、"being sheeted with~"という部分ですが、sheetという単語の動詞での用法を見たことがなかったので、ひょっとして"being seated"の間違いかと思いました。(尤も、意味としては全くしっくりこないのですが。)
それで、手元の英和辞典などチェックしたのですが、適当な訳語がありません。
Corpusでも検索しましたが、"sheet"を動詞で用い、かつ前置詞withと共に用いている例は皆無でした。
では、この部分はどのように解釈すべきか?
"sheet"にも動詞としてのエントリはあります。名詞では、シート、シーツ、ですが、動詞では、(シート、シーツで)くるむ、覆う、包む、といった訳語が見られます。
上に引用した記事では、このような基本的意味から、比喩的な意味に発展していると考えるにが自然に思われます。
"with~"以下に続く名詞、"blame"から、”(非難に)まみれている”といった訳語が浮かんできます。
皆さんはどのような訳語がしっくりきますか?
2009年7月21日火曜日
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