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2010年1月8日金曜日

事実、核心 ― brass tacks

brass tacksで、 事実、(物事の)核心 という意味があります。

"tack"とは、鋲(画鋲、押しピン)のことですが、"brass"(真鍮)の画鋲がなぜ、事実、とか物事の核心を意味するようになったのか、興味深いと思いませんか? 

実はこの表現の語源には諸説あるようで、American Heritage DictionaryやMerriam-Webster Dictionaryにも詳しい説明はありませんでしたが、Wikipediaで諸説の説明がありました。 

それによりますと、 

 (1)反物業者が布を売る際に、寸法の計測に用いる鋲に由来する(客が、正確な寸法を要求する上で、鋲の使用を求めたことから)、という説と、

 (2)家具職人が、クッションやソファ、ベッドなどの“基礎部分”に用いた鋲に由来する、という説 

 (3)1860年代にアメリカ政府が兵士に支給したブーツが、皮を鋲で留める仕様で、磨り減ってくると鋲が露になるような構造だったことに由来する、という説 

 (4)真鍮が材料に必要な靴や家具職人が、コスト計算のために真鍮の使用量をカウントしていた“Brass Tax”の制度に由来する、という説、

 など、様々なものがあるようです。 

 皆さんはどれがもっともらしく思われますか? 


Most of all, I want to thank the people who really made this day possible. I’m talking about the City Council. To get down to brass tacks, I want to thank the 29 council members who had the courage to extend term limits and make it possible for me and for them to run for office once more. It wasn’t easy. Self-interest is never easy. You have to put up with a lot of guff from the quibblers and professional crepe hangers. 
(The New York Times. December 31, 2009.)



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