ツイッターでNew York Post紙をフォローしています。私のタイムラインには同紙がツイートするBreaking Newsからゴシップまで、色んなニュース記事の見出しと記事へのリンクが表示されますが、時差もあって全部をフォローできず、ごくたまに時間のある時に流し読みしたりしております。
昨日もそんな感じで流し読みしていたのですが、こんな単語が目に留まりました。
Bridezilla.
知ってる方、見たことのある方、いますか?
A scheming bridezilla who pretended she was a cancer patient to bilk thousands in donations for her wedding pleaded guilty yesterday — but will likely avoid prison time as part of her deal.
Jessica Vega will have to pay back $13,368 she scammed from big-hearted donors, who showered her with rings, food, gifts and a wedding dress after she told her tall tale about wanting to experience a lavish wedding before dying from terminal leukemia.
The 25-year-old Orange County mom faced up to 20 years in prison, but under her plea deal, she will avoid prison if she pays back all her victims.
(Todd Venezia. Fake-cancer bridezilla must reimburse scam victims $13K for wedding. The New York Post. April 26, 2012.)
"bride"(花嫁)という単語はご存知と思います。"bride"に"-zilla"という接尾辞(?)がついて生まれた単語です。しかし、辞書には載っていません。手元の古い辞書は勿論のこと、オンライン辞書でもこの単語がエントリにあるサイトはあまり無いようです。
そうなるとグーグル検索やWikipediaに頼ることになるわけですが、接尾辞の"-zilla"は何とあの"Godzilla"(ゴジラ)から来ていました。以下、Wikipediaの解説を引用します。
The word "bridezilla" is a portmanteau for a difficult bride, combined with "Godzilla."
(Wikipedia.)
"portmanteau"というのは”かばん”のことで、"portmanteau word"はかばん語と訳されています。
また、同じくWikiの別エントリになるのですが、定義として、
a colloquial term for a difficult bride
とあります。要は困った花嫁さん、ということです。周りに迷惑になるような行為をすることを、怪獣ゴジラの横暴に喩えたのだと思われますが、最近のキーワードで言えば、”モンスターペアレント”のような表現における、”モンスター”に近いでしょうか。”モンスター花嫁”とは聞いたことがありませんが・・・。
記事に出てくる困った花嫁さんは、白血病で余命いくばくというお涙ちょうだい的な作り話で人々から寄付金をだまし取ったということで罪に問われているというものです。その額、約1万3千ドル也。全額返還するということで何とか懲役刑は免れるそうですが・・・。
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