ゴールデンウィーク真っ只中(本日は一応平日ですが・・・)、豪華に海外旅行という方もいらっしゃると思います。昨年は震災直後ということもあって自粛ムード漂う中旅行客や消費の落ち込みがありましたが、今年は回復し、成田空港などからの海外出国組が週末にピークを迎えたというニュースも見ました。
さて私は海外旅行はおろか、国内旅行の予定もありませんので、自宅でのんびりとしております。海外に触れるのはニュース記事ばかり、という次第です(笑)
それで本日の話題。アメリカ・ニューヨークで、ハッピーアワーを禁止する動きが出ているそうです。
Happy hour in the city could end if Department of Health policy party-poopers go ahead with a proposal to outlaw beer and booze specials at bars and restaurants, sources told The Post.
(中略)
Sources said the happy-hour ban is being pushed by the agency’s marathon-running boss, Commissioner Thomas Farley, and is serious enough for one source to say the alcohol lobby had better find itself a good lawyer.
Agency spokesman Sam Miller denied existing “plans to pursue any policy around discount-alcohol sale.”
But sources said the anti-booze sentiment at the agency has reached a fever pitch, with officials recently asking state officials about the “legality of liquor in ice cream,” referring to potent products infused with bourbon, rum and tequila.
(Gary Buiso. Party poopers eye unhappy hour. New York Post. April 29, 2012.)
会社帰りにちょっと一杯ひっかける、というのを最近あまりやっておりませんが、個人的には17時半くらいから18時、遅くとも19時くらいの早い時間に安い居酒屋で軽く飲むのが好きです。というのも大体この時間はいわゆるハッピーアワーの時間帯で少しだけ安く飲めるからです。
そんな庶民の楽しみを奪うがごときの暴挙(などと記事には書いてありませんが)、がこの記事で取り沙汰されているのです。
今日取り上げた単語、"party-pooper"は俗語で、
(パーティーで)座を白けさせる人、興ざめな人
という訳語が一般的です。以前に、"wet blanket"という表現を取り上げましたが、ほぼ同じ意味です。
"wet blanket"と比較して、"party-pooper"はかなり俗語の香りが強い表現です。"poop"という単語を引くと様々な意味がありますが、この単語自体俗語表現です。特に、"party-pooper"については、"nincompoop"という単語に遡るということですが、"nincompoop"に至っては、”ばか、うすのろ、まぬけ”といった相手を軽蔑する表現のオンパレードであり、"party-pooper"という表現についても使う際にはそれなりの心構え(?)が必要でしょう。
この記事において、"party-pooper"とはハッピーアワーを禁止しようとするお役人など関係者全般を指していると思われますが、この表現を記事に用いた記者は当然それに反対の立場であることが見てとれるように思われます。
そもそもNYCではハッピーアワーを禁止しなくてはならないほどアルコール問題が深刻なのでしょうか。
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