勤務先のランジェリーショップをセクシー過ぎるという理由で解雇されたという女性が訴訟を起こしたという記事をNew York Post紙で見つけました。
She was ”too hot” -- to work in a lingerie shop!
A buxom 29-year-old New Jersey woman claims managers at an intimate apparel outfit told her to tape down her breasts, before firing her because she was too sexy for the office.
“It was very shocking, very humiliating,” said Lauren Odes, who filed a complaint against Native Intimates to the Equal Employment Opportunity Commission.
”It was a crazy experience, unlike anything I’ve ever been through.”
Odes and her lawyer, Gloria Allred, said she spent one humiliating week at the Fifth Avenue garment business in April.
(Rebecca Rosenberg. Gal claims she was 'too hot' to work in lingerie shop, forced to wear robe before getting boot: suit. The New York Post. May 21, 2012.)
何がセクシー過ぎるのかと言うと、答えは冒頭にある、"buxom"です。"buxom"という単語をご存知でしょうか?
辞書を引くと、
(女性が)肉付きの良い、胸が豊かな
といった訳語が確認できると思います。余談ですが、使っているケータイにジーニアスモバイル英和がインストールされているのですが、"buxom"を引くと上記のような訳語に加えて、
ピチピチした
という訳語があり、笑ってしまいました。ピチピチギャル、という表現はもはや死語ではないでしょうか?”ぴちぴちした”という訳語はプログレッシブ英和辞典(小学館)にも見られます。
さらに笑ってしまうのですが、研究社の大英和を引くと、”ボインの”(!?)とあります。これまた、死語ではないかと思うのですが、英和辞典の訳語というのは時々びっくりするようなものにめぐり合うことがあります。
記事の話題に戻りますと、解雇された女性は言いようのない屈辱を受けたと主張しており、記事を読む限りは酷い扱いではないかと思われます。タブロイド紙とされるNew York Post紙ですが、この話題に関しては事実ベースで冷静に伝えているように思えます。
そういう意味では、"buxom"という単語に着目すると、
healthily plump and ample figure (American Heritage Dictionary)
という定義であることからも、女性の容姿を形容するのには極めて中立的な表現であると思われます。”ピチピチした”という表現とはちょっと違うのではないかと思う次第です。ましてや、”ボインの”というのは・・・?
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