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2013年5月23日木曜日

swill

最近、外飲み、つまり居酒屋やバーで会社の同僚や友人と飲むようなことはほとんどなくなりましたが、昔は結構行っていました。最近は外飲みと言っても専ら安い居酒屋、飲み放題の店などで、一軒目でおしまいということがほとんどですが、かつては二軒目、三軒目とハシゴすることも多く、ショットバーなどに行っていました。

気取って、xxxのウイスキーとか、ナントカのジン、などと注文するのですが、果たして味の違いを理解していたかどうか怪しいところがあります。

店内は夥しい数のボトルが並び、目の前でそのボトルから注がれれば、そのブランドのお酒を飲んでいるものと疑わない人がほとんどではないでしょうか。

ところが!です。

アメリカ、ニュージャージー州で最近極秘の調査が行われ、多くのバーやレストランで提供されているアルコール類が、高級ブランドのラベルを掲げていながら、実は中身は全く異なる安い酒を提供していた、ということが明るみになったそうです。


TRENTON, N.J. — Twenty-nine bars and restaurants, nearly half of them TGI Fridays, filled premium brand liquor bottles with lower-quality booze and sold it to patrons who thought they were buying the good stuff, authorities said Wednesday.

A yearlong investigation by the state Division of Alcoholic Beverage Control, dubbed Operation Swill, found that the establishments had swapped out the good liquor in an effort to fool customers and increase profits.
(Rema Rahman. 'Operation Swill' Busts 29 Bars And Restaurants For Selling Low-Quality Liquor As Premium. The Huffington Post. May 22, 2013.)


手入れのあった店には、TGI Fridaysが含まれるということですが、日本では大丈夫ですかね!?

さて、今回の極秘調査はほぼ1年に渡り、のべ100人以上の調査担当者を送り込んで証拠を積み重ねてきたそうです。その名も、"Operation Swill"、つまり"Swill作戦"というものです。

ところで、この"swill"という単語を知りませんでしたのでどういう意味があるのだろうと思って調べてみると、色々ある意味のうち、


がぶ飲みすること;安い酒


という意味が見えます。

つまりは、“がぶ飲み作戦”、あるいは“安酒摘発作戦”とでもなりましょうか?もしかしたら、これは調査担当者が調査のために色々なバーに行ってたくさん注文(がぶ飲み)しなくてはならなかったことを皮肉っているのでしょうか?


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