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2018年7月17日火曜日

見込み客 ー would-be shoppers

ネット通販のアマゾンが今週はプライムデーという大規模なイベントを展開しているようです。要は大売り出しセールみたいなものだと思われるのですが、買い物が大好きなアメリカ人が殺到しているからか、サイトがダウンしてしまっているようです。


SAN FRANCISCO – Amazon suffered a rare glitch at the start of its 36-hour online sales bonanza Monday, turning away would-be shoppers browsing for Prime Day deals with notices that heavy web traffic had caused its site and app to crash.

Instead, the online retail giant, which also owns cloud computing juggernaut Amazon Web Services, showed shoppers a selection of dog photos.
(Elizabeth Weise. On Amazon Prime Day, site and app crash; shoppers left in lurch instead see photos of dogs. USA Today. July 16, 2018.)


折角の大売り出しも店舗(サイト)に入れなければ買い物ができませんし、売る方も売り上げにつながりません。

リアル店舗もネット上の仮想店舗もその意味では同じです。

ところで、”would-be shoppers”という表現に着目しましょう。

“would-be”を辞書で引くと大抵の場合、似而非(えせ)、〜のふりをしている、独り善がりの、といった批判的な意味合いが載っているのですが、ここではちょっとしっくりこない訳語ではないでしょうか。

別の意味合いとしては、「志願者」なる意味合いも辞書には載っています。”would-be suicider”(自殺志願者)などとあります。

“would-be shoppers”についても、買い物をしようと(したいと)思っている人達ですから、「志願者」とも言えなくはありませんが、ここで”would-be shoppers”というのは潜在的な買い物客、つまり見込み客、という訳の方がぴったりきます。(辞書には載っていませんが。)


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