今日の朝刊を読んでいたら、就職の面接にAI(人工知能)を活用する企業が増えているとの記事が目に留まりました。AIから面接を受ける学生は人間の面接官に対するのとはまた異なる対応、スキルを要求されるという話でした。いよいよ人間が、その能力や経験をAIに値踏みされる時代になったかと・・・。
偶然ですが、ニューヨークポスト紙でも同じような話題を取り上げていました。
以下引用する記事では、コンサルティング大手マッキンゼーを志望する候補者はAIによりコンサルタントとしての適性の有無を評価されるそうです。
Many aspiring applicants who subject themselves to McKinsey & Co.’s notoriously grueling hiring process now risk facing a demanding AI bot.
A McKinsey partner told the Wall Street Journal that the consulting giant – known for recruiting young Ivy League grads to help solve problems faced by cities and companies – plans to put candidates through the ringer with an AI simulation of real world problems.
(Emily Lang. McKinsey job applicants are facing off with an AI ‘mayor’ to test their wits, new twist in challenging process. New York Post. October 14, 2026.)
記事に、
put candidates through the ringer with an AI simulation of real world problems
とうくだりがあります。上述したコンテクストから意味するところは想像が付くところですが、ここで使われている慣用句は、
put (someone) through the ringer
となるのですが、しかしながら、この慣用句、正しくは、
put (someone) through the wringer
というもので、"ringer"ではなく、"wringer"なのです。発音が同じためか、しばしば"ringer"と間違って表記されることがあるようです。
"wring"とは、捻る、締める、絞るといった意味ですが、"wringer"は絞り機となり、人を絞り機にかけるように辛い経験や試練にさらす、というのが慣用句の意味するところです。
ここでは、AIが人間の面接官に代わって候補者を無理難題、厳しい質問攻めにするというところかと思います。
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