いよいよ大晦日の日を迎えました。2009年も今日で終わりです。私は大晦日の紅白歌合戦のファンではありませんが、好むと好まざるとに関わらず、(また自宅にテレビを持たないにも関わらず)この時期に、日本の大晦日の一大イベントについて聞かないということがありません。(現在帰省中ですが、帰省先の実家にはテレビがありますので、そのお祭り騒ぎを聞くことは普段に増してなおさらです。)
本日取り上げる単語、
gala
ですが、音楽の好きな方、特にクラシック関係で、”ガラ・コンサート”という表現を聞いたことのある方は多いと思います。この”ガラ”が、英語で”gala”なのですが、イタリア語、及びフランス語に語源のある単語で、さらに遡ると古フランス語gale("to make merry"の意)ということです。(American Heritage Dictionaryによる)
”ガラ・コンサート”は、お祝いムードの音楽の祭典、ということでは、クラシックのオペラなどに限らないようです。ちなみに、"gala"としては、音楽に限ったものでもなく、スポーツの祭典でも用いられるようです。
さて、本日の引用ですが、やはりNHKの紅白歌合戦なのですが、YouTubeで一躍時の人となったイギリス人女性が、わざわざこの日本のテレビのお祭り騒ぎに参加するということで、国際通信社の取り上げる記事となっているのを見つけました。
紅白歌合戦が、"a New Year's Eve music gala watched by millions"と表現されています。
なお、正式名称か否かは知りませんが、"Red and White Song Battle"という表現も用いられています。"Japan's best-known music extravaganza"という表現は、"extravaganza"が、個人的にはバロック音楽を想起させるのですが・・・。
Susan Boyle, the Scottish spinster whose talent show performance catapulted her to global stardom, arrived in Japan on Tuesday to perform on a New Year's Eve music gala watched by millions.
Boyle waved cheerfully to fans as she was escorted through Narita airport east of Tokyo, declining a request by television networks to give an impromptu song on the spot.
She is due to appear on Japan's best-known music extravaganza, public broadcaster NHK's year-end "Kohaku Uta Gassen", which literally means "Red and White Song Battle" and has been running since 1951.
(Susan Boyle in Japan for NYE music gala. AFP. December 28, 2009.)
えいご1日1語のブログは、2009年は今日の投稿で最後です。ご愛読ありがとうございました。2010年もがんばって投稿したいと思います。皆様どうぞ良いお年をお迎えください。2010年も宜しくお願い致します。
2009年12月31日木曜日
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