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2016年1月19日火曜日

“寝だめ”は有効 ― catch-up sleep

現代人はとかく睡眠不足になりやすいと言われています。中には1日4時間以下の睡眠でも全く問題ないという人もいるみたいですが、そのような超人的な人を除いて、睡眠は重要です。

私もどちらかというとよく寝る(寝たい)方で、平日は最低7時間くらいは確保したいと思っていますが、確か推奨されている睡眠時間は成人では8時間だったと思いますので足りていません。週末、土日は寝坊を決め込み、10時間くらい寝ているかもしれません。

よく、”寝だめ”などと言われますが、週末にそれを実践しているわけです(笑)

ところで、下記に引用する記事によると、こうした“寝だめ”は健康に一定の効果があるらしいです。特に、睡眠不足は2型糖尿病のリスクを高めるらしいのですが(睡眠時間が減ると、血糖値を下げるホルモンであるインシュリンに対する反応性が低下するという臨床結果があるそうです)、”寝だめ”により解消が可能だというのです。


Though prior research warns that sleep deprivation may increase the risk of type 2 diabetes, a new study suggests that "catch-up" sleep might reverse that risk -- at least in the short-term.

Short-changing sleep during the week only to sleep in for long periods on the weekend is a common pattern in the United States, according to the study authors. And, previous research has suggested that getting just four or five hours of sleep a night can boost type 2 diabetes risk by nearly 20 percent.

But the new study hints that that risk might be reversed with just two days of extra sleep.
(Alan Mozes. Catch-Up Sleep May Reverse Type 2 Diabetes Risk Tied to Sleep Loss: Study. Philly.com. January 18, 2016.)


”寝だめ”することを、


catch-up sleep


と表現していますね。

"catch-up"とは、


(生産などにおいて)遅滞分を取り戻しノルマに達しようとする努力(ランダムハウス英和辞書)


と定義されていますが、平日に足りない睡眠時間を週末補う(キャッチアップする)ということで、まさしく”寝だめ”のことであると解釈できます。


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