タクシードライバーにとって悩みの種はずばり「酔客」ではないでしょうか。
洋の東西を問わず、タクシー利用の酔客というものは手に追えない存在のようです。日本では過去に、某放送局のアナウンサーが酔った勢いでタクシー運転手を殴ったために番組を降板処分となったことが有名ですが、アメリカでも大手レストランチェーンのCEOが同様の事件を起こしたらしいです。会社組織の中でいくらエラくなってもそのストレスは酔った勢いで発散されるのでしょうかね?
さて、アメリカで新進気鋭のタクシーサービスを運営するUberが酔客対策として、座席におもちゃを置き始めたということが話題になっています。
Uber is using the classic tactic of misdirection to keep drunken passengers from abusing drivers.
The ride-hailing service is providing the tipsy in the North Carolina city of Charlotte with the children's toy Bop It to keep them occupied so that their sober drivers don't have to put up with any high jinks, nonsense or abuse.
"Folks there have found it's a great way to keep drunk riders entertained so they don't distract their driver," Joe Sullivan, Uber's chief security officer, said in a blog post.
(Katie Collins. Uber's trick for taming drunks? A children's toy. CNET. January 27, 2016.)
その名も、"Bop It"というものです。
Bop the toy, not the Uber driver.
というメッセージ(!?)も添えて。アマゾンのネット通販でも購入できるらしいこのおもちゃは勿論子供向け(推奨年齢8歳以上)です。
ところで、"bop"というのは殴るという意味の俗語表現で、殴ったり、叩いたりする際の音から来る擬声語です。日本語で「ボコる」という表現がありますが、似たようなものかもしれません。
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