万歩計を始め、活動量計と言われる日常の心拍数や血圧と運動量を測定するデバイスなど、今どきの計測器はやたらとスマホと同期するものが多くなってきましたが、遂に妊娠検査キットまでがスマホとつながるものが出てきました。
といっても、妊娠検査自体のテクノロジーとしてはこれまでと関わらず、検査キットを尿に浸す必要があるようですが、キットはBluetoothによってスマホと通信し、結果がスマホの画面に表示されるというのが目新しいところということのようです。
Gizmodo reports from the Consumer Electronics Show, where the company just introduced the First Response Pregnancy Pro test, which they proudly tout as “the first pregnancy test that syncs with your smartphone.”
(Kelly Faircloth. This Connected Pregnancy Test Is Dorky, But It's the Future of Fertility Products. Jezebel. January 8, 2016.)
目新しさは単に結果がスマホ画面に表示されるということだけでなく、結果表示までの間にさまざまなコンテンツを表示したり、また結果が陽性であった場合には産婦人科受診にあたってのアドバイスを表示するなど、「おまけ」の機能がついているようです。
ところで、このハイテクの妊娠検査キットについては様々なメディアで報道されているのですが、そのいずれも否定的な論調です。何でもかんでも、スマホと同期すればいいってもんじゃないよ、ということでしょうか。
上記に引用した記事でも、
dorky
と表現しています。この、"dorky"という単語、初めて見ました。
辞書にもスラングとして載っていますが、嫌な奴とか、いけすかない、という意味だそうです。とんま、間抜け、という意味もあるようです。
語源は、男性器を意味する"dick"がなまったものということです。
わたくし個人としては、今後妊娠検査キットのお世話になることはまずないと思うのでどうでもいいのですが、やはり何でもかんでもスマホかよ・・・、という気分にはなります。
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