久しくビアホールに行っていません。ビアホールで飲むビールは家では味わえない格別なものがあります。
「プロ」が注ぐ一杯は泡の配分、きめ細かさが抜群で、見た目も味も真似できないものがあると多くの人が感じているのではないでしょうか。
さて、イギリスと言えばアイルランドのお隣ということでギネスビールが有名ですが、そのギネスビールの注ぎ方を巡って論争になっているそうです。
パーフェクトな泡の配分のための「二度注ぎ」、つまり一度グラスに一定量を注いで、ある程度の時間を置いてから残りを注ぐという手法、は根拠が無いと明かしたバーマンの発言にギネスファンからは異議が噴出、ということのようです。
バーマンの発言は、二度注ぎだから泡の質が、また味が向上するということはなく、マーケティングの一種に過ぎないと主張しました。つまり、客が極上の一杯が供されるまでの待ち時間に意味は無く、ギネス社のマーケティングに踊らされているだけだ、というのです。
Guinness fans are in a froth over incendiary claims the double pour does not make the perfect pint and is just a 'marketing ploy'.
Pouring two-thirds of the pint and leaving it to rest for 60 to 80 seconds has become regular practice for any barman worth their salt - with Guinness insisting it is necessary to achieve the 'perfect head height' and 'balanced flavour profile'.
As the company itself says: 'Good things come to those who wait.'
But now an Irish barman based in the UK has ignited an almighty row by insisting the double pour is simply a marketing ploy and does not affect the stout's quality or taste.
(Rory Tingle. Guinness fans are in a froth over claims the double pour does NOT make the perfect pint: Stout aficionados rubbish Irish bartender's revelation that 60 second resting time is just a 'marketing ploy'. Daily Mail. February 13, 2024.)
味わいと泡のきめ細かさのために二度注ぎ、三度注ぎといった手法があるというのは聞いた事がありますが、それが単なるマーケティングと言われてしまうとファンならずとも、消費者としてはがっかりしてしまうのではないでしょうか。
記事では、
Guinness fans are in a froth (over)
とあります。
この慣用句は、怒っている、腹を立てている、という意味なんですが、ビールの話題だけに、"froth"(泡)とはシャレが効いています。
"froth"(泡)と腹立ちが結びつく理由はよくわかりませんが、
froth at the mouth
という慣用句もあり、こちらは怒って興奮している人が口角に泡を飛ばしている様子を指したもので、日本語の感覚と共通するものがあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿