とりあえず記事の引用をお読みください。
A Detroit block party took a horrific turn when gunfire broke out on Sunday, killing two and leaving 19 young people injured as part of "a level of violence that we rarely see anymore," Mayor Mike Duggan said at a Monday press conference.
Three people were killed and 24 were injured at unsanctioned street parties over the holiday weekend, officials said, including Sunday's violence.
In that incident, revelers ranging in age from 17 to 27 were hit by bullets around 2:25 a.m. in the Mohican Regent neighborhood on the 13000 block of Rossini near Gratiot Avenue, police told Fox 2 Detroit.
(Christina Coulter. Michigan block party shooting kills 2, injures 19 over July 4th weekend. Fox News. July 8, 2024.)
デトロイトの"block party"で発砲、2名が死亡、19名が負傷、というニュース記事です。
銃社会アメリカですからこのようなニュースは珍しいものでもありませんが、"block party"というのが具体的に何なのか、気になったという次第です。
"block party"に関する詳しい説明は記事には見当たりませんが、多くの人が参加したお祭り騒ぎのようなものだというイメージはつきます。
また、"street party"と言い換えたくだりからは、屋内ではなく、野外、街の通りに人々が集っているというイメージも湧いてきます。
記事を最後までざっと読んでみましたが、"block party"が具体的にどういうものかよく分からないのでもう少し調べてみることに。
手元にあるランダムハウス英和辞書ではエントリがあって、
街区住民のパーティー
とあります。「ふつう交通が遮断された街路上で、しばしば地域の団体や街区の町内会(block association)の募金のために行われる」という解説があり、"block"とは町の一区画(街区)のことだと分かります。
「町内会」ともありますが、アメリカですから日本の町内会とはスケールが違うと思いますが、近隣住民が集うイベントとの位置付けなのだろうと思われます。
記事では、
unsanctioned block parties
illegal block parties
un-permitted block party
などと出てくることから、"block party"は社会問題にもなっていることが窺えます。
こうした"block party"は祝祭日などに合わせて挙行されることが多いようですが、今回の発砲事件も7月4日の独立記念日の週末に発生したものでした。
こうした"block party"はアメリカに限らずイギリスや諸外国にも見られるものだそうです。
米国内では大規模な"block party"はトラブルの発生源にもなっているそうで、社会問題化しており、警察当局も事前許可制にするなど対策に乗り出しているようです。
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