今日の1語は、
seedy
です。
用例をどうぞ。
San Francisco had the most deserted downtown in the country after the pandemic — as office workers worked remotely, avoiding seedy street conditions — though demand has picked up thanks to frenzied AI investment.
(Annie Gaus. San Francisco gets luxe ‘office resort’ — complete with spa, golf to beg workers back downtown. New York Post. March 25, 2026.)
"seedy"の意味ですが、みすぼらしい、とか、寂れた、という意味があります。いかがわしい、評判の悪い、というような意味合いもあるようです。
言うまでもなく、"seedy"はタネ(種子)を指す"seed"から派生した形容詞ですが、それがみすぼらしいという意味になるというのは少し不思議に思われました。
"seedy"にはタネが多い、(魚などが)子持ちの、という意味もありますが、タネが豊富なことがみすぼらしさに繋がるというのが分からなかったのです。
"seed"には実を結ぶ、タネを生じるという意味もありますが、
go (run) to seed
というフレーズは植物が種子をつけるステージに入る、という意味の他、慣用表現で、
To become weak or devitalized; deteriorate
(American Heritage Dictionary)
という意味があります。
この意味の発展は、植物が種子をつける頃というのは既に成長の盛りを過ぎているということであり、花は萎れ、草臥れた状況に差し掛かっているということから来ているものなのだそうです。
よって、"seedy"な植物というものは盛りを過ぎて朽ちかけている(やがて朽ちる)もののたとえとなり、みすぼらしいという意味合いで使われるようになったそうです。
以前取り上げた、カタカナの「シード」(seed)についての記事もご覧ください。
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