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2012年3月13日火曜日

ダサい、冴えない ― drab

今日の1語、"drab"という単語をご存知でしょうか?

さえない、くすんだ、という訳が英和辞書に見えます。

日本経済が低迷する昨今ですが、ユニクロ(ファーストリテイリング社)の快進撃は業界では異端のように扱われながらも、新しいリーダーとして期待されています。

ユニクロがその旗艦店を銀座にオープンするというニュースが話題ですが、昔は一地方の、ほんとに冴えない(失礼!)、極言すると”ダサい”衣料品店だと目される存在でした。


Uniqlo, the Japanese T-shirt maker, wanted to change its image, which was seen as drab in its homeland. Part of the solution: recreating the sheen of its New York Fifth Avenue store in Tokyo’s most expensive fashion district -- rebranding from the outside in.

Uniqlo next week will open its world’s largest store in Tokyo’s Ginza area. Combined with a shift to use English as its official language and plans to hire more international workers, the strategy is designed to shed Uniqlo’s roots as a budget label selling cheap clothing 30 years ago.
(Japan’s Richest Man Remakes Once-Drab Uniqlo in Manhattan’s Image: Retail. Bloomberg. March 9, 2012.)


ユニクロの前身が小郡商事と呼ばれる、一地方の山口県小郡市を本拠とする企業であったことはよく知られていると思います。実は私も山口県(下関市)出身なのですが、中学、高校の時分に少ない小遣いでユニクロへシャツなどを買い求めに行きました。

引用した記事の最後の部分に、"Uniqlo's roots as a budget label selling cheap clothing 30 years ago"とありますが、記事では、"30 years ago"の部分がリンクになっており、ユニクロのウェブサイトの社史(英語版)に飛ぶようになっています。

その社史にもある、1985年6月あたりがまさしく私が中学生くらいだった時なのですが、"first roadside location, the Yamanota Store in Yamaguchi Prefecture"は懐かしい店舗です。

あの冴えなかった店舗が、今や銀座やニューヨークのマンハッタンに出店とは感慨深いものがあります。

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