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2012年6月29日金曜日

始業です! ― clock on

私事ですが、昨日、今日と休暇にしております。といっても旅行などに行く余裕があるわけでもないので、家で寛いでいるだけですが・・・。また、妻の代わりに、子供の世話やら家事などをしているため、普段より多忙だったりします(笑)

休暇を取っている間に会社のことが気にならない訳でもありません。オフィスのメールをチェックしようと思えば簡単にできるのですが、メールをチェックしたが最後、仕事モードになってしまっては何のための休暇なのかも分からなくなるのが嫌で、敢えてメールをチェックしないようにしています。

そんな中、今日もニュースを斜め読みしていたら、以下のようなヘッドラインが目を引きました。


Goodbye 9-to-5: Hello 7-to-7
(News.com.au)


”9~5にさようなら、7~7にこんにちは”、とは一体何のことだろうと思いアクセスしてみると、以下のリードが。


THE days of nine to five are over with more workers now putting in 12-hour days - and it's all thanks to technology.


合点が行きました。”9~5”というのは、朝9時から夕方5時のこと、”7~7”というのは、朝7時から夜7時のことです。よく”9時-5時の勤務”とか言いますが、定時出社・定時退社の意味で使います。テクノロジーの発達のお陰で(!)、”9時-5時の生活”から”朝7時-夜7時”、つまり12時間労働の生活になってきている、と言っています。

休暇の日にこのような記事に出くわすというのは何という因果でしょうか!!


As more of us check email from home or our smartphones the typical working day now starts at 7.17am and finishes at 7.02pm.

These are the findings of a study that reveals workers are mentally "clocking on" before leaving the house and struggling to switch off when they get home again.

The silver lining is that most bosses don’t mind when staff arrive late to the office because they are confident that they’ve already started working via mobile technology.

And employees are happier with the more flexible arrangements.
(Sarah O'Carroll. Goodbye 9-to-5: Hello 7-to-7. News.com.au. June 28, 2012.)


テクノロジーの進歩のお陰で、オフィスにいなくとも仕事が出来るようになりましたが、便利な反面、仕事とプライベートの境界が曖昧なものになってきつつあるという指摘もあります。自宅でも会社のメールをチェックできるようになったことで、出社前のメールチェックにより、会社員は"mentally clocking on"(精神的には始業状態)である、と言えます。

以前に、"clock out"という表現を取り上げたのを覚えておられるでしょうか?ここでの、"clock"はタイムレコーダーのことでしたね。

"clock on"は、"clock out"の反対で、始業時にタイムレコーダーで始業時間を打刻すること、つまり始業を意味します。"clock in"と言う場合もあります。

記事によりますと、労働時間としては増加傾向にあるものの、多くのサラリーマンはテクノロジーの発達によりもたらされるフレキシビリティに満足しているという調査結果があるそうです。

私もどちらかと言えば同意見ですが、休みの日に会社のメールは見たくないですね(笑)

記事はこちら


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