ニューヨークのバスに何度か乗ったことはありますが、無賃乗車が横行しているとは知りませんでした。尤も、それも7年くらい前の話ですが・・・。
最近、無賃乗車の統計が跳ねあがっているそうで、ニューヨーク市警が私服・制服警官を投入して一斉摘発に乗り出したようです。
The free ride is over.
The NYPD has begun flooding city buses with undercover and uniformed cops to nab serial fare-beaters, a problem that’s costing the agency $100 million a year, officials said yesterday.
The operation has led to 1,228 fare-beating arrests from Jan. 1 through June 24 — a 102 percent increase from the 609 arrests in the same period last year, according to NYPD statistics released yesterday.
(Fare cheats are bus-ted. The New York Post. June 26, 2012.)
無賃乗車(者)のことを、"fare-beaters"と表現しています。"fare"は運賃のこと、"beater"は、動詞の"beat"(叩く)から来ていますが、"beat"には、税金や料金などを踏み倒すという俗語の意味があるそうです。
また、この記事のヘッドラインが面白いのですが気が付きますか?
Fare cheats are bus-ted
今回の摘発対象はバスの無賃乗車の常習犯です。"bus"(バス)と、"bust"(警察による摘発)をかけているんですね。そういうわけで、"bus-ted"というようにハイフンが入っており、記者のダジャレです。
記事はこちら。
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